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消費生活関係記者発表

大学生が考えた消費者啓発キャッチフレーズ「焦るPayが思わぬPainに」で 「消費者ホットライン(188)」をアピール

 2022年4月に成年年齢が18歳に引き下げられ、新成人や社会経験の少ない若者が、エステティックサービスや美容医療サービスのトラブル、SNSがきっかけの副業トラブルに遭う件数が増加しています。また、最近では年代を問わず、インターネット通販で注文した商品が届かないなど、ネット関連の苦情相談が多くなっています。

 そこで、消費者トラブルの被害予防のための啓発方法について研究する神戸女子大学心理学部の3年生と連携し、大学生の目線で、消費者、特に若者に響くキャッチコピーやデザインを考案した、ネットショッピングのトラブルを防止し消費者ホットライン(局番なし188番)への相談につなぐ啓発用シールなどを作成しました。

 神戸女子大学学生が、1月10日に消費生活総合センターで作成発表を行い、1月17日には、「ひょうご安全の日のつどい・交流ひろば」において啓発シールを貼った防災グッズを配布して、防災への意識向上と消費者への注意喚起を呼びかけます。

 

1.作成した啓発グッズ

・啓発用シール

・ウェットティッシュ

「焦るPay(支払い)が思わぬPain(痛み)に すぐに188にかけよう」と、購入前の冷静な判断の呼びかけと、消費者ホットライン188の相談窓口をアピール。

※シールを防災用品や文具などに貼り、配布。

※ウェットティッシュはFSCマークの環境に配慮したものを選定。

 (FSCマークとは、NPOであるFSC(森林管理協議会)が運営する国際的な認証制度で、適切に管理された森林から生産された林産物や、その他のリスクの低い林産物を使用したと認められた製品につけられています。)

 

2.連携した大学生

神戸女子大学心理学部「心理学研究総合演習」履修生6名

“C・キッズ・ネットワーク”フィールド(秋山学教授・佐伯恵里奈准教授指導)

「心理学研究総合演習」のフィールドワークの一つとして、当センターの消費生活情報プラザを運営するNPO法人C・キッズ・ネットワークを講師に消費者トラブルの現状を学んだ他、被害予防のための啓発方法について学習。

 

3.神戸女子大学学生による作成発表

日時:令和7年1月10日(金)15:30~16:00

場所:兵庫県立消費生活総合センター消費生活情報プラザ

令和7年1月10日の阪神・淡路大震災30年記念事業 消費生活講座「~災害への備え~あれから30年、備えは大丈夫?」の終了後、連携した神戸女子大学の学生が「啓発ステッカーで消費者被害を食い止めよう」というテーマで、今回の啓発キャッチコピーやデザインについて発表する。

 

4.配布予定

令和7年1月10日の消費生活講座の参加者や、1月17日(金)「ひょうご安全の日のつどい・交流ひろば」(HAT神戸)で来場者に配布する。1月17日の配布には大学生も参加。

また、連携した神戸女子大学においても活用する他、県立消費生活総合センターが実施する事業で配布。

 

5.問い合わせ先

〒650-0046 神戸市中央区港島中町4-2

兵庫県立消費生活総合センター相談啓発部学習交流推進課(電話:078-302-4001)

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